クアルコムがSnapdragon870と呼ばれるCPUを発表しました。
2020年12月にSnapdragon888と呼ばれるCPUを発表しましたが、そのモデルと同じモデルというわけではありません。

こちらがSnapdragon888と呼ばれるCPUの性能に関して記載しているページとなっています。
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Snapdragon865Plusの後継
日本ではあまり馴染みはないかもしれませんが、Snapdragon865PlusというCPUがあります。
それの後継という位置づけとなっています。
Snapdragon865Plusというのは、Snapdragon865よりも若干スペックアップされたモデルとなっています。
日本国内で販売されているキャリアモデルでSnapdragon865を搭載しているモデルはありますが、Snapdragon865Plusを搭載しているモデルというのは、ないのではないかと思います。
✔クロック数がSnapdragon865Plusより0.1GHzアップ(3.2GHzとなった)
✔Snapdragon865Plusより3%高速化
実はさほど変わっていないという状況なのです。

こちらにSnapdragon865の記事をアップしていますので、こちらも合わせてご確認いただければと思います。
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Snapdragon888とは別ものと思ってもよい
Snapdragon888とは別ものと思ってもいいのではないかと思います。
Snapdragon888は5nmとなっているため今回7nmなので基本的に大幅スペックアップということはないでしょう。
それなら別ものと思っておいても問題ないと思います。
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価格を下げる目的で製造?
Motorola、OnePlus、OPPO、Xiaomi、iQOOなどのメーカーが採用し、日本ではあまり馴染みがないメーカーとなっていますが、これらのメーカーはハイスペックモデルだけではなく、ハイスペックモデルであるが、若干価格を下げたモデルの販売を行いたいという思惑があるのではないかと思います。
低価格スマホという位置づけではないものの、Snapdragon888までは必要ないというユーザーも結構いるはずです。
Snapdragon870が採用されたら、888より1万円ほど低価格に販売できるはずです。
7nmというプロセスルールで製造しているので、すでに今ある製造レーンも利用できるはずです。
トータル的にみてコスト削減されながらもハイスペックモデルというものを販売するようになれば、購買行動も増えると予想しますね。
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