Android12.0が2021年にも発表される予定となっていますので、そちらの情報を紹介していきたいと思います。
まずはAndroid11.0の発表は2020年9月に行われたため、発表は2021年の9月ごろになると思われます。
基本的にAndroidの発表があると、そのタイミングでOSのバージョンアップなものに関しては、リリースと同時にバージョンアップされます。
例えばAndroid OneやGoogle Pixelなどの機種は、最新のAndroidのバージョンが出てくると基本的には、すぐに最新のOSにアップデートすることが可能となります。
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Android12.0で搭載される機能の予想
開発者はアプリの配布方法を選択する必要があり、ストアは消費者と開発者のビジネスをめぐって競争する必要があると考えています。選択は常にAndroidの中心的な信条であり、そのため、消費者は、キーボード、メッセージングアプリ、ダイヤラー、アプリストアなど、使用するアプリを常に制御できます。
Androidは常に、人々が複数のアプリストアからアプリを入手できるようにしてきました。実際、ほとんどのAndroidデバイスには少なくとも2つのアプリストアがプリインストールされて出荷されており、消費者は追加のアプリストアをインストールできます。各店舗は、独自のビジネスモデルと消費者の特徴を決定することができます。このオープン性は、開発者とGoogleがビジネス条件に同意しなくても、開発者がAndroidプラットフォームで配布できることを意味します。たとえば、FortniteがEpicのストアから直接、またはSamsungのGalaxyAppストアを含む他のアプリストアから入手できるのはこのためです。
そうは言っても、一部の開発者は、デバイスに別のアプリストアをインストールするためのユーザーエクスペリエンスをさらに向上させる方法についてフィードバックを提供してくれました。そのフィードバックに応えて、Android 12(来年のAndroidリリース)に変更を加え、Androidが実施している安全対策を損なわないように注意しながら、デバイス上で他のアプリストアをさらに使いやすくします。私たちは現在これらすべてを設計しており、将来さらに共有することを楽しみにしています!
引用元:googleblog
こちら直訳しただけなのですが、Android12.0ではストアアプリの自由度を上げるようですね。
この仲居にもサムスンのGalaxyAppストアに関しても触れられており、複数のストアを入手することが可能となっているようです。
これはどういうことかというと、現在Googleの課金を利用していますが、他社にもその門戸を広げていこうということになります。
iPhoneはアップストアのみの利用ですが、Androidは野良アプリと呼ばれるアプリが多数存在します。そういうアプリを含めてプレイストアの形で入れることが可能ということになります。
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世の中には野良アプリというものがある
世の中には野良アプリというものがあります。野良アプリってなんでしょうか?
いわゆるネット上に転がっているものというものです。通常アプリというものはプレイストアからダウンロードしてインストールする人が大半だと思います。
パソコンの世界では、フリーソフトばかり集めたサイトなどがあることを知っていますか?
最近パソコンなどを自宅で利用する人は非常に少なくなったので、あまり知らないかも知れませんが、Vectorと呼ばれるようなサイトがネット上にありました。
このようなサイトのアプリというものは、パソコンであれば簡単にインストールすることが出来ます。
ただし注意が必要なことがあります。一番の問題はセキュリティです。
セキュリティの驚異が一番なのです。基本的にセキュリティの驚異というものは、スマホ含めた通信機器には通常潜んでいるものです。

こちらの記事も見てもらいたいと思いますが、セキュリティ対策ソフトをインストールすることで、Androidの場合回避できるアプリも非常に多いのです。
セキュリティ対策をしっかりしていないと、Androidスマホがセキュリティの驚異に晒される可能性があります。
セキュリティの驚異に晒されるということになれば、不安に感じる人も多いのではないかと思っています。
よってこの野良アプリと呼ばれるもののインストールというのは、する人としない人の両方がいるということです。野良アプリのインストールはなるべく行わないようにしたいものですね。そうでないとセキュリティの驚異から晒されることになり、自身が登録している人たちのメールに詐欺まがいのメールが届いたり、LINEなどを乗っ取られるという可能性もゼロではありません。
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企業提供のストアアプリならほぼ問題なし
企業が提供しているストアアプリなら問題もほぼありません。

日本で有名なものとしてはGalaxy Storeです。こちらのストアはサムスンが提供しているアプリストアとなります。Googleのプレイストアと比較して何が違うのか?と言われると、なかなか答えにくい質問ですよね・・・
Galaxy専用のアプリのダウンロードなどが可能となっているということくらいしか答えられないのではないかと思います。
基本的にアプリを作ったとしても、実際にそのアプリを利用してもらうためには、プレイストアへの申請が必要でしたが、実際にはプレイストアへ申請することなく自社で運営しているサイトなどでアップすることができれば、Googleに手数料などを払うこともなく収益化ができるのです。
今回の対応というのは、Googleが他社に対して門戸を広げたという非常に大きな功績になると思います。
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セキュリティがかなり強化
野良アプリのインストールなどを公式に行うとなれば、セキュリティはかなり強化されることは間違いありません。
今まではある程度プレイストアの中でセキュリティは確保されていた部分も多かったと思いますが、今後他社製のアプリなどを推奨する上で注意する必要があるのが、やはりセキュリティでしょう。Androidは比較的汎用的に作られたOSとなっているため、セキュリティに関してはある程度甘い部分があるということで、個別にセキュリティ対策ソフトをインストールしていた人も多かったのではないかと思います。
未だにAndroidにセキュリティ対策ソフトをインストールするということは、続ける必要はあるかと思いますが、基本的にセキュリティ対策ソフトをインストールする人は、今後減ってくるかもしれません。セキュリティ対策ソフトといっても毎月の支払いをする必要など、お金のかかる話が多いと思いますので、そのあたりの対応はきっちりOS側でしてもらいたいと思いますね。
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WireGuardVPNのサポート
WireGuardVPNってそもそも何?と思っている人も多いのではないかと思います。WireGuardVPNというのは、以下のように説明されています。
VPNプロトコルは、インターネット接続を保護するためにデータを送信および暗号化する方法を決定する一連の命令です。WireGuardは最新のVPNプロトコルであり、最先端の暗号化と最新のテクノロジーで構築されており、非常に高速で安全です。
そもそもVPNって何?と思っている人も多いと思いますが、バーチャルプライベートネットワークの略となっています。
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネットなどに接続している利用者の間に仮想的なトンネルを構築し、プライベートなネットワークを拡張する技術です。VPNを利用すれば、物理的に離れている拠点のネットワークを、あたかも自分の拠点と同一ネットワークかのような利便性や安全性で使用できます。
要するにセキュアなネットワークを利用することができるということになります。ただし通常利用ではこのVPNを利用するということは出来ないでしょう。
この環境を利用できるいわゆるサポートされているということだけなので、通常に利用する場合は、VPNの利用は出来ないので、注意が必要となります。
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2021年に入って新機能はどうなるのか?
なかなか新しい機能が出てこない中で、新機能が登場しているようですね。
✔グーグルアシスタント呼び出し方法の変更
✔アプリペア機能
✔デュアルパネルホーム
✔スライダーが大型に
✔クリップボードへのアクセス警告
✔位置情報許可ダイアログ
この中でグーグルアシスタントの呼び出し方法がPixelでは握るという動作、背面をタップするという動作で呼び出すことが可能となっていましたが、電源ボタン長押しで呼び出せるということです。
電源長押で呼び出せるのであれば、他社製のAndroidでも問題なくできるようになるのではないかと思います。
今回はこのようなwidgetが準備されているようです。
通知パネルはこのように変更されるようになります。
こちらにその旨が詳しく伝えられております。
今回通知パネルなどの大幅UIが変更になるので、今までAndroidを利用していた人にとっては、ちょっと使い勝手が変更になると思います。
ただし見た目の変更ということがメインになると思われますので、メインの使い勝手に関してはそれほど変更されることはないでしょう。
✔通知パネルなどの見た目が変更
キーボードに関しても新しくなります。キーボードというのは、毎日のように触るものなので、本当に使い勝手重視でお願いしたいと思いますが、Androidというのは、基本的にキーボードは自由に後からでも変更することも可能となっていますので、今まで利用していたキーボードのほうがいいという人はそれも選択できると思われます。
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Pixel6からは5年間のOSアップデート保証
Pixel6が2021年にも登場すると言われておりますが、Pixel6はAndroidにとってかなり大きなターニングポイントを迎えることになりそうです。
✔Pixel6で独自CPUの採用

こちらがその情報を掲載しているページとなっていますが、Pixel6は本当に楽しみです。
CPUが独自になり、当然ながらかなり高速になることが予想されます。
今までというのは、Snapdragonという汎用的なCPUを採用しておりましたが、汎用的なCPUから独自に変わることにより、相当処理速度が早くなると思っています。
処理速度が早くなることに関しては、本当にメリットしかありません。
後ばバッテリーの減り具合など、発熱の問題など色々あろうかと思いますが、それらをクリアしてきっちり販売してもらうだけですね。
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Android12対応のPixel
✔Pixel5
✔Pixel4a 5G
✔Pixel4a
✔Pixel4 / 4 XL
✔Pixel3a / 3a XL
✔Pixel3 / 3 XL
結構前からPixelシリーズは対応してもらえるということで、かなりありがたいことではないかと思います。
Pixel6の発表が開始されましたが、Pixel6に関しては、当初からAndroid12が搭載される予定となる見込みです。
Android12の最終ベータ版がすでに出ているため、そろそろリリースが確定になると思いますが、Android12は、2020年に発売されたスマホくらいまでの対応はおそらく行われると思われます。
機種によっては2019年くらいに発売されたモデルくらいまでは対応されるものと思われます。
基本的には最新のモデルだけではなく、古い機種への対応も本来であればお願いしたいところです。
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Wi-FiのONとOFFが使いにくくなったと改悪
Wi-FiのONとOFFのが使いにくくなったとネットではかなりの酷評があるようですね。
Wi-FiのONとOFFというのは、今までワンタップで行うことができましたが、Android12になったタイミングで2タップいるようになりました。
それは、Wi-Fiという項目がインターネットという中に入り、モバイルデータ通信と同じところに入ってきたことが原因となります。
こちらの項目に入りました。これに伴い、ここをタップして、その後さらにタップが必要となり、簡単にWi-FiのONとOFFができなくなったわけです。
これに伴う改悪ということになりますが、Googleの見解としては、Wi-FiのOFFした後忘れるユーザーがいるためというもののようです。
しらんがな・・・という感じですが、これだけは使い勝手に関して気をつける必要があります。
Android13では改善してもらいたいですね。
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