5Gが2020年から日本でサービスを開始しました。5Gというのは、次世代高速通信となっており、現行の4Gと比較すると5Gの通信速度は、20倍になるとも言われております。あくまで理論値ですが、理論値だったとしても20倍早くなるということは、実測でもかなり通信速度が上がるということです。
通信速度が上がることは消費者にとってもかなり嬉しいわけですが、5Gの通信ができるようにするためには、アンテナの敷設が必要となります。
アンテナの敷設を行うためには、土地の確保含めて行う必要もあり、やはり費用発生という点では、消費者がその費用を負担していく必要があるのです。
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5Gはそこまで飛ばない
5Gというのは、4Gと比較してもそこまで電波が飛ぶことはありません。
5Gにはsub6とミリ波があり、周波数帯が異なります。周波数が高いほうが電波が飛ばないという特性があり、ミリ波の電波は周波数帯が高く、26.50~29.50GHzの周波数帯となっています。
これだけ見ても何が高い電波なのかわからない人も多いと思いますが、AMはキロヘルツ、FMがメガヘルツです。携帯電話はメガヘルツからギガヘルツでしたが、そのギガヘルツの中でもかなり高い周波数となるのです。
周波数が高くなると、建物の影などに電波を回り込ませるということが、非常に難しくなります。
低音がよく響くということは知っている人も多いと思います。低音がよく響くということは、それだけ音が回り込んできているということになります。
電波も低いAMやFMなどは電波が回り込んでいるため、どこでもある程度クリアに聞くことができます。
4Gの電波もギガヘルツ帯ですが、5Gと比較するとそこまで飛ばないため、電波をキャッチすることができるのです。
5Gの電波は直進性があるものの、電波が回り込まないという特性もあるため、基地局を整備する必要があるといわれています。
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sub6とは6GHz未満の周波数帯
sub6というのは、6GHzまでの電波帯のことを指します。現行の4Gが4GHzまでの周波数帯となっており、周波数はsub6と割と近い部分にいます。
そのためsub6の電波というのは、先程のミリ波と比較すると、電波が回り込むという特性があるため、普及させるならこちらの電波が先に普及していくと言われております。
またこちらは4Gのアンテナを利用して電波を飛ばすことも検討されており、sub6が先に普及していくことは間違いありません。
周波数帯がそこまで高くないですが、通信速度はやはり早くなるということなので、期待したい電波帯です。
このようにアンテナをいくつも建てるとそれだけの費用が発生するのです。新しい技術ですが、新しい技術の普及のためにはどうしてもお金が必要となるため、それが利用者側の負担により、行われるということになります。
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ミリ波対応スマホ

こちら富士通のスマホはミリ波に対応しております。ミリ波に対応しているスマホというのは、非常に少ないです。基本的にはsub6にしか対応していないと思って間違いないでしょう。
先程もお伝えした通り、ミリ波は電波も飛びにくいです。
sub6は比較的電波が飛ぶので、スマホ側も対応するのであれば、sub6対応で一旦は大丈夫ということになるのではないかと思っています。
ただし本当に通信速度を求めるのであれば、ミリ波に対応しているスマホのほうが間違いなくおすすめです。
今後ミリ波対応のスマホが増えてくることは間違いありません。

こちらはXperia Proです。こちらもミリ波に対応しています。
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ドコモで2023年で70%
ドコモで2023年の時点で5Gの敷設を70%に持っていきたいという指針を出しています。
正直なところ5Gはまだまだですね。
となると2021年の時点で5Gスマホを購入することはないかもしれません。
都心部では5G通信というのは、かなり増えていますが、都心部から離れると5Gというのはまだまだです。
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