A18 bionicが2024年にも登場する予定となっています。
A18というのは、当然ですがA17の後継モデルとなっています。
A17はiPhone15Proシリーズに搭載されるCPUとなっており、その後継がA18ということになります。
iPhone16PROシリーズに搭載されるCPUになることは型番からわかるかと思います。
A18はどれくらい進化するのでしょうか?
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A18のプロセスルールはどうなるのか?
CPUというのは、コントロールプロセッサユニットのことで、コンピュータの頭脳に当たる部品のことを指します。
A18もiPhone全体からすると部品の一つにしか過ぎません。
A17でプロセスルールが3nmになると言われており、A18も同様のプロセスルールになると予想されます。
A17と同様のプロセスルールになる理由をお伝えしたいと思います。
当然ながらプロセスルールはどんどん細かくなっていくわけですが、それは進化していくということになりますが、進化をあまりにも早めると、それだけコストもかかるのです。
CPUというのは、先程も記載した通り、iPhoneからすると部品の1つとなっているので、当然ですが大量生産する必要があります。
大量生産する上で、設備投資もかなりのコストになるわけで、なるべくなら同じプロセスルールでパフォーマンスを上げるようなCPUを製造することがメーカーとしてもメリットがあるわけです。
プロセスルールが2nmになるとの情報も
プロセスルールが2nmになるとも情報があるようです。
2nmというのは、さらに細かいプロセスルールとなり、かなり細かいプロセスルールとなります。
2nmの次に細かくなると、pmという単位が使われると思われますが、15年ほど前で45nmとなっていましたので、相当細かくなっていることがわかります。
細かくなればなるほどバッテリーの負担も減り、メリットのほうが大きくなります。
エンドユーザー側視点では、気が付きませんが、基本的にプロセスルールが細かくなれば、なるほどメリットのほうが大きくなりますので、細かくなるほうがエンドユーザー側にとってもメリットが大きいです。
2023年時点では、3nmが最も細かいプロセスルールとなりますので、それより細かいプロセスルールになれば、バッテリーの消費効率はかなり変わってくる可能性があります。
ただ実際には、バッテリーの消費は画面の点灯によるものが一番大きな要因となりますので、CPUが改善したからといって、そこまで能力が改善するか?と言われると少し微妙かもしれませんね。
TSMCがCPUの製造を担当
画像引用元:mainichi
TSMCがA18に関しても製造を継続すると予想されます。
基本的にCPUの製造というのは、世界的にみて製造出来るメーカーというのは限られたメーカーです。
Appleが今まで製造メーカーとして利用したのは、サムスンとTSMCくらいでした。
ここ最近サムスンは残念ながらApple用のCPUを出しておりません。
そのため2024年もTSMCからの発注になるのではないでしょうか。
TSMCという会社もAppleからするとかなり信頼性の高いメーカーの一つであることは間違いありません。
そういう観点からしても、継続してTSMCにCPUの発注は行うと予想されます。
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A15の7割増しくらいの速度に
動作速度はA15の6割増しくらいの速度となります。
A15からA16を見た時に1.2倍くらいの処理速度になっています。
A17で1.2倍早くなると考えると・・・
1.2 x 1.2 x 1.2 = 1.728となり、A15からすると1.7倍以上の動作処理速度アップになることが予想されます。
昔ムーアの法則と言われたように2年で2倍の性能になるということは、ここ最近ありませんが、3年で2倍近くの性能になることは間違いないでしょう。
処理速度は年々早くなっていきますが、まだまだ限界はやってこないと思います。
今後は4年程度で処理速度が2倍程度になっていくものと思われますが、すでにiPhoneの動作速度は数年前から体感的に見てもそこまでの差はないように感じます。
それくらいiPhoneはすでに成熟したものになっているのではないでしょうか。
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