UNISOC T820というCPUが登場していますので、紹介したいと思います。
UNISOCというメーカーは日本ではあまり馴染みがないかと思いますが、中国のチップセットメーカーとなっており、日本で販売されている中国製のタブレットに搭載されていることが結構多くあります。
UNISOC T820は5Gに対応しており、6nmのという非常に細かいプロセスルールとなっていますので、処理速度はかなり向上しているのではないかと思います。
以下にはT820の説明を掲載しております。
T820采用先进的6nm EUV制程,集成高性能应用处理器,内置金融级安全解决方案,为广大用户带来5G时代全新性能体验。同时T820支持4K超高清视频录制、1.08亿超高像素拍照、120帧高刷新率显示,让终端的多媒体和娱乐体验全方位升级。
T820 は、最新の 6nm EUV プロセスを採用し、高性能アプリケーション プロセッサーを統合し、金融レベルの安全なソリューションを提供し、5G 時間帯のユーザー バンドを完全に新しいパフォーマンスにします。高速フラッシュの最新情報が表示され、端末のメディアとメディアが全方向に展開されます。
こちらに細かいスペック表が出ておりますが、Cortex-A76が4つ搭載、Cortex-A55が4つ搭載されております。
Cortex-A76とCortex-A55の組み合わせというのは、Snapdragon855の組み合わせとほぼ同じ組み合わせとなります。
Snapdragon855というのは、7nmで製造されていますが、こちらは6nmとプロセスルールが若干ことなります。
それでも基本的なベースとなるCPUの構成は同じとなりますので、処理速度として見た時には、さほど変わらないと予想されます。
Snapdragon855搭載のスマホというのは以下のスマホです。
日本国内ではこれくらいのスマホに搭載されているレベルかそれ以上ということになります。
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中華製スマホやタブレットを安く入手できる
中華製スマホや中華製のタブレットに搭載されることはほぼ間違いないかと思いますので、中華製スマホなどを購入する時に処理速度としては参考になるかと思います。
現状中華製タブレットでかなりのタブレットに搭載されているUNISOC T618がありますが、こちらのベースがCortex-A75をベースに製造されているモデルとなっていることから、これよりは高速なCPUになっていることは間違いありません。
日本から発売されるスマホに搭載される可能性はあまりありませんが、中華製スマホやタブレットを購入する人にとっては参考になるかもしれませんね。
中華製タブレットというのは、かなり価格も抑えられており、日本で購入しても3万円出せば、かなりいいモデルの購入が可能となります。
3万円も出せばかなりいい買い物ができると思っています。
10インチを超えるタブレットで解像度もフルHDとなっているものも非常に多くRAMなどの容量も8GB以上となっていますので、相当オススメできると思います。
今後は5Gに対応しているタブレットもかなり販売されると予想されますので、T820の搭載を期待してもいいと思いますね。
引用元:unisoc
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UNISOC T606というCPUも紹介
UNISOC T606というCPUも紹介したいと思います。
こちらのCPUとなっていますが、ミドルレンジCPUということになります。
昨今ミドルレンジCPUでも十分動作させることができるということで、非常に人気が高くなっています。
基本的にスマートフォンを動作させるために、一番のオススメはハイスペックのCPUを搭載することですが、ハイスペックCPUのスマホを大量に搭載するとどういうことが起きるのか?というと価格が上昇するわけです。
価格上昇をある程度抑えていることがオススメできるわけです。
そういうことを考えるとこのT606でも十分では?ということになるわけですね。
T606はタブレットでも搭載されていることが多く、タブレットはそこまでハイスペックCPUを搭載する必要はありません。
そのためT606が搭載されているタブレットであったとしても問題ないので、購入の検討を行ってみるのはどうでしょうか?
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