Appleが自社専用のカスタム設計をしている5Gモデムを開発しているということがわかりました。
iPhoneやAppleのアナリストのミンチークオ氏が投資家たちに対して伝えた内容となります。
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Appleは5Gをモデムを自社設計にかえる
クオ氏によると、2023年に発売される予定のiPhoneで自社独自の5Gベースバンドチップを採用する予定と報じられております。
Appleは現在Xシリーズのモデムをクアルコムから提供しており、自社独自のカスタム設計されたモデムを採用するまでは、クアルコムに依存するということです。
クアルコムというのは、知っている人も多いと思いますが、チップセットなどを提供するメーカーとなっており、SnapdragonなどのCPUを日本国内のスマートフォンに採用しているメーカーとなります。
このクアルコムのチップセットを利用して現在のiPhoneの5Gモデムにも提供されております。
X55モデムやX60モデムというものを聞いたことはありませんでしょうか?
iPhone12に搭載されているモデムは「qualcomm snapdragon x55 5g modem-rf system」というモデムを搭載しております。
こちらにiPhone12に関しての情報をお伝えしておりますので、こちらもご確認ください。
現在クアルコムに依存していることからの脱却をAppleとしても図りたいわけです。
この自社独自の5Gモデムというのは、2023年に発売される予定のiPhoneからの搭載となる見込みです。
iPhoneの2023年というのは、遠からず近からずといったところではないかと思います。
クアルコムのAppleからの注文が減る
このことにより、AppleのクアルコムはAppleからの注文が減る見込みになっています。
AndroidではSoCいわゆるSnapdragon系のCPUは5Gモデムも1つのモジュールとして提供しているため、Androidは今後も採用し続けると思いますが、AppleはCPUをAシリーズと呼ばれるものを採用しており、5Gモデムは内部的には分かれています。
AppleはAシリーズのCPUはTSMCにそして5Gモデムはクアルコムと別メーカーのものをそれぞれ採用しておりましたが、今後は統合される可能性も十分にありえるのではないかと思います。
またこれにより、クアルコムの注文が減るということで、ローエンドモデルの市場においてクアルコムは競争をするということになります。
MediaTekとクアルコムという大きな2つの5Gモデムを提供しているメーカーがあるのですが、クアルコムのほうが価格が若干高いのではないかと思います。
MediaTekというのは、台湾のメーカーで非常にいいCPUなどを販売しているのですが、日本国内ではMediaTek搭載のスマホはあまり販売されておりません。
そういうことからも、クアルコムは今後かなり厳しい状況になることは間違いありません。
✔クアルコムのモデムは低価格競争になると予想
このようなことからクアルコムの5Gモデムは今後かなり厳しい状況になると予想されます。
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Apple独自設計のモデムはかなりよくなると予想
Appleが2023年からのiPhoneに搭載する予定の5Gモデムはかなりよくなると予想されております。
以前はクアルコムやインテルがモデムを供給していましたが、それよりもApple独自のほうが速度がさらに高速化したり遅延などもなくなるなどの利点が多いということが期待されております。;
2019年にAppleのインテルのスマートフォンのモデム事業部分の大部分を買収しています。それによりApple独自のモデムの開発を促進するのに役立ったといっています。
そして将来的にもAppleは製品開発が促進され、他社と差別化できるようになったとも語っていることから、今後Appleは他社のモデムよりも高性能なモデルを多数販売すると思われます。
✔インテルの一部買収が将来のAppleの礎になると予想
引用元:https://www.macrumors.com/2021/05/10/kuo-apple-designed-5g-modem/
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自社設計に変更することのメリットは?
自社設計に変更するメリットというのは、やはり価格であるかと思います。
自社設計にすると価格が安価になると予想されます。
そういうこともあり自社設計にしているという部分もあります。
後はOSとの相性ですね。汎用的な部材にすると、汎用的な部材のデバイスにある程度仕様をあわせる必要があります。
それがなくなるということです。
✔自社設計は長い目で見るとメリットが勝つ
結局のところ、今後5Gというのは、基本的に当たり前の技術となるわけです。それならこの技術を次の6Gなどに活かすことができれば、Appleとしてもかなり美味しいわけです。
そういうこともあり、自社設計にすると報じているわけです。
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iPhone2023年モデルはいつ頃の発売?
iPhone | 発表日 | 予約開始日 | 発売日 |
iPhone6s /6sPlus | 2015年9月9日(水)(現地時間) | 2015年9月12日(土)16時01分 | 2015年9月25日(金) |
iPhone7 /7Plus | 2016年9月7日(水)(現地時間) | 2016年9月9日(金)16時01分 | 2016年9月25日(日) |
iPhone8 /8Plus | 2017年9月12日(火)(現地時間) | 2017年9月15日(金)16時01分 | 2017年9月22日(金) |
iPhoneX | 2017年9月12日(火)(現地時間) | 2017年10月27日(金)16時01分 | 2017年11月3日(金) |
iPhoneXs | 2018年9月12日(水)(現地時間) | 2018年9月14日(金)16時01分 | 2018年9月21日(金) |
iPhoneXs MAX | 2018年9月12日(水)(現地時間) | 2018年9月14日(金)16時01分 | 2018年9月21日(金) |
iPhoneXR | 2018年9月12日(水)(現地時間) | 10月19日(金)16時01分 | 10月26日(金) |
iPhone11 | 2019年9月12日(木) | 2019年9月13日21時 | 2019年9月20日(金) |
iPhone11Pro | 2019年9月12日(木) | 2019年9月13日21時 | 2019年9月20日(金) |
iPhone11ProMAX | 2019年9月12日(木) | 2019年9月13日21時 | 2019年9月20日(金) |
iPhone12 | 2020年10月13日(火)(現地時間) | 2020年10月16日(金)21時 | 2020年10月23日(金) |
iPhone12mini | 2020年10月13日(火)(現地時間) | 2020年11月6日(金)22時 | 2020年11月13日(金) |
iPhone12Pro | 2020年10月13日(火)(現地時間) | 2020年10月16日(金)21時 | 2020年10月23日(金) |
iPhone12ProMAX | 2020年10月13日(火)(現地時間) | 2020年11月6日(金)22時 | 2020年11月13日(金) |
2021年にiPhone13、2022年にiPhone14、2023年はiPhone15の年となります。
iPhone15になるとかなり進化しているのではないかと思います。
✔ミリ波対応のスマホも多数販売と予想
今後ミリ波対応のスマホというのは、かなり多数販売されるのではないかと思っています。2023年モデルであれば、かなり楽しみですね。
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