携帯電話のナンバーポータビリティいわゆる電話番号そのままで他社へ乗り換える時の事務手数料に関してお伝えしたいと思います。
このナンバーポータビリティというのは、MNPと略されることが多いです。MNPと略されている場合でも他社への乗り換えとは同じ意味となります。
スマホを他社に乗り換える場合にはMNPというものをする必要があります。
その場合の転出手数料がかかるということになります。
転出するだけでも手数料を取るの?と思うかも知れませんが、2021年の時点でも転出手数料は発生します。
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目次
MNP番号そのままで他社への乗り換え手数料
手数料 | |
ドコモ | 3,000円 |
au | 3,000円 |
ソフトバンク | 3,000円 |
※すべて税抜き表示
すべて税抜き表示となっていますが、各社の手数料共に3,000円と共通化されています。
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普通に機種変更がオトク?
オンラインショップは24時間営業で2750円以上なら送料無料です。ネットからスマホを購入する人がかなり増えています。
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何も考えることのない、機種変更が一番ラクです。
私も最近はMNPなどをすることもなく普通に機種変更をしています。
そんな中でもドコモオンラインショップと
ソフトバンクオンラインショップは事務手数料が無料となり、かなりのメリットがあります。
今この2つの会社を利用しているのであれば、事務手数料無料のメリットを利用して機種変更をするのも手ですよね。
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ドコモは以前2000円だった
ドコモは以前は2000円のMNP手数料でした。ただし今回3000円に値上がりしています。
2000円の事務手数料の時というのは、2019年9月30日までのプランで適用される手数料となっています。
2019年10月1日以降に契約した場合は手数料は3000円となりますので、注意が必要となります。
2019年時点ではたいていの人が2019年9月30日までに契約していると思われますので、MNP時の手数料というのは、2000円で収まります。
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MNPの予約番号
MNPを行う場合は予約番号を取得する必要があります。予約番号というのは、MNPを行うために必要な番号です。
MNPを行いたい場合は、現在契約している会社にまずは電話をします。
そしてMNPをした旨を伝えると予約番号の発行をしてくれます。
予約番号の発行は、口頭でお知らせしてくれる場合もありますが、SMSに番号を送ってくれる場合もあります。
会社時々により対応が異なるため、自分の好きな方法で番号を教えてもらうようにしましょう。
予約番号の取得は、電話がすぐに繋がった場合は10分程度で予約番号の発番を行ってくれます。
またオンラインからも行うことができますので、各社のオンラインの契約内容照会等の画面からもMNP予約番号の発番が可能か確認してみるといいと思います。
MNPの予約番号を取得する時に、現在の契約に対してどれだけの費用が発生するのか、予約番号を発番してくれるタイミングで確認しておきましょう。
転出する場合は、現在契約している会社で予約番号が必要となります。その予約番号を取得した後に転出という流れになります。
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MNPの手数料発生はいつ?
MNPの手数料発生はいつのタイミングなのでしょうか。
MNPを行ったタイミングということになります。要するに現在契約している会社を解約し、他社へ乗り換えると同時のタイミングで発生します。
発生タイミングを予約番号を取得した時と勘違いしている人もいるかと思いますが、予約番号取得するだけでは、MNPの転出手数料を取られることはありませんので、問題ありません。
結果的にMNPで他社に乗り換えると必ず発生するため、あまりこのタイミングに関しては、考える必要はないかと思います。
また現在契約している会社の通話料や通信費に関しても合算して請求されるため、MNPの転出手数料だけが発生するということではありません。
他の請求も同時に来るということは覚えておきましょう。
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解約違約金は?
MNPを行うと解約違約金の発生があります。
解約違約金というのは、更新月以外で解約を行う場合に発生します。
解約違約金に関して言えば、高額なイメージもありますが、2019年10月1日以降の料金プランであれば、各社1000円もしくは全くかからないというプランもありますので、そちらのプランに以降してからのほうがお得です。
解約違約金というのは、2019年9月30日までの契約の場合、9500円発生します。それは各社共通にかかる金額となっており、かなり高額だというイメージもかなりあるでしょう。
違約金が少なくなった背景には、9500円の違約金が高いという世間の声を反映して1000円となりました。
1000円にしたところで、解約する人が増えるのかというとそんなことはありませんが、9500円の解約違約金と比較すると8500円も安価になっていることから、解約しやすくなったと言えるかと思います。しかしながら多くの人はMNPを同時に行うため、1000円の解約違約金と先ほどお伝えしたMNP時の手数料の3000円含んだ4000円の支払いになることは間違いないかと思います。
単純に解約するだけなら、1000円ということになりますが、長年利用した電話番号をなくして新規契約をするというよりも、MNPをして番号そのままで他社に乗り換えるということのほうが自然な気がします。それでも解約違約金の発生がなくなったということは、歓迎すべき点だと思います。
✔1000円なら解約違約金はかなり安価に
1000円の解約違約金であれば、そこまで高額というわけではありません。
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サブブランドは解約違約金がなくなる
2021年2月以降は、サブブランドへの解約違約金が不要となります。
auであればUQ、ソフトバンクであればワイモバイルです。これらへの転出手数料が無料となります。
サブブランドへ移行する人は結構オトクですね。
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MNPをすることはお得?
それではMNPを行うということはお得なのでしょうか。
2019年10月1日以降に契約すると、端末代金の割引が回線とセットで2万円が上限となります。
以前はMNPに対するキャッシュバックなども多かったため、MNPを行うとお得に契約できる可能性が高いというイメージがありましたが、今は残念ながらそのようなイメージはあまりありません。基本的に、MNPを行うとお得になるかならないかといえば、ならないケースも結構多いのです。
その理由に関してお伝えしたいと思います。
上記でも記載している通り、MNPに対するキャッシュバックというのは、2万円が上限となっている店舗が大半です。
その中で、MNP時の転出手数料が3000円で1000円もしくは9500円の解約違約金の支払いがあります。ちょうど更新月の人ならこの支払は不要です。
そして、この手数料に現在利用しているキャリアに対しての支払いが発生します。通常の契約なら5000円くらいでしょうか。人によっては1万円近くの通信費を払っている人もいるかも知れません。
そして次に契約するための新規事務手数料が3000円かかります。すべて足すと人によっては、2万円を超す可能性もあるわけです。
そのためMNPを行うことがお得かどうかというのは、人によって異なります。基本的にMNPを行うということは、2019年10月1日以降は損する可能性も非常に高いため、そのあたりはよく考えて検討する必要があります。
2019年9月30日まではそのようなことはありませんでしたが、総務省の施策に伴いこのような事になってしまいました。
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楽天は違約金が0円
解約違約金が1000円になるという施策というのは、楽天モバイルが新規参入に伴う対策だという声もあります。
楽天モバイルが新規参入する時に、楽天モバイルへMNPの転入を多く行うためには、解約違約金を下げる必要がありました。
完全に楽天モバイル対策となりますが、既契約の場合1000円の解約違約金とはなりません。
ただし楽天モバイルのサービス開始が2020年10月1日から遅れたことに伴い、解約違約金1000円で楽天モバイルへ転入する人も出てくる可能性もあります。
今後楽天モバイルに転入したいという人は、現在利用しているプランの見直しを行うことをオススメします。
楽天モバイルというのは、毎月の維持費が今より下がる可能性も非常に高いため、楽天モバイルへのMNPで毎月の維持費を下げられる可能性もあります。
トータル的に維持費のことを考えるのであれば、楽天モバイルへのMNPは検討してもいいのかもしれませんね。楽天モバイルでiPhoneなどの人気機種の取り扱いが行われるのかは微妙な部分はありますが、やはり低価格のため、人気キャリアにはなるでしょう。
楽天は事務手数料が無料


楽天は事務手数料がすべて無料となります。それはオンラインであったとしてもネットであっととしても同じです。
✔転出、転入、新規、機種変更など事務手数料が無料
これは相当メリットがあるのではないかと思います。



現在かなりの人が楽天モバイルへ転入しています。
事務手数料が無料ということだけではありません。本当に最近は楽天を選択する人が多いです。
今後は転出手数料無料で調整
今は転出手数料が発生しますが、これから先は転出手数料が無料で調整中となっています。


こちらの情報を見てもらいたいのですが、今後転出手数料が無料になる仕組みを各社導入していくと思われます。
またメールアドレスに関しても、MNPをしたとしても変わらず今までのものを利用することができるという仕組みを今後は採用していくものと思われます。
そうなれば、利用者としてはかなり便利にMNPをすることができるのです。
電話番号も変更する必要なしで、メールアドレスも今までと同じものを利用することができるということで、一石二鳥なのです。
こんな仕組みって今までありましたでしょうか?
相当これはメリットがある仕組みだと思っています。
✔MNPしてもメアドの変更なし
利用者としては、MNPをするタイミングで一番安価な価格のキャリアへ乗り換えれば問題ないということになります。
なかなかここまでメリットがある仕掛けって今までありませんでしたよね。
一番つらいのがMVNOではないかと思っています。MVNOは自社で回線を持っていませんが、格安でSIMを提供しています。
このような会社は結構これも辛いことなのではないかと思います。
MVNOからキャリアへの乗り換えも簡単になります。キャリア側でいいプランが出た時には、簡単にキャリアへ乗り換えをしようと思う人が増えてくるわけです。
相当メリットのあることだと思っています。
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