ドコモからARROWSシリーズのフラッグシップが 発売されない ミドルレンジにシフト

 

ドコモからARROWSシリーズのフラッグシップモデルと呼ばれるモデルが発売されなくなったと思いませんか?

ARROWSシリーズというものは発売されるのですが、ドコモ含めてau、ソフトバンクからフラッグシップモデルであるARROWSの発売が今はありません。

ARROWSを製造しているメーカーは富士通ということで富士通を知っている人も多いでしょう。

しかしながら今は富士通はいわゆるフラッグシップモデルの販売は行わずここ最近はずっとミドルレンジモデルの発売しか行っておりません。

また誰にでも受けるようなモデルの開発ではなく、ある程度ニッチなところで受けるようなモデルの開発を行っているようにも見えます。

それはなぜでしょうか?

 

ARROWS Xの苦い経験

ARROWS Xというモデルを知っていますでしょうか?日本で初めて桜チップと呼ばれるチップを導入し、いわゆるクアルコムではないCPUなどを搭載したモデルを発売しました。

ARROWS Xという機種はかなり人気が出たため、入荷しても即完売というモデルとなっており、市場では驚くべき人気でした。

当時ソフトバンクはiPhoneをすでに販売しておりましたが、ドコモではまだiPhoneの販売は行っておりません。

そのためAndroidをメインに販売する必要があったわけです。そこで富士通は当時からフラッグシップモデルにかなり力を入れて開発していたこともあり、このARROWS Xというモデルにもかなり力を注いでいたと思われます。

またスペック的にも当時ではデュアルコアを採用するなど、ひときわ目立ったスペックとなっており、スペックだけでいえば、ARROWSに敵う機種はありませんでした。

それくらいスペックもすごく人気も非常に高いモデルとなっていました。

当時は恐らくライバルはXPERIAシリーズとなっておりましたが、XPERIAシリーズでは当時はクアルコムのCPUを採用しており、まだシングルコアのCPUがメインでした。

そのタイミングでデュアルコアのCPUを搭載するARROWSというフラッグシップはどれだけすごいのか?またワンセグなども搭載しており、おサイフケータイや赤外線など当時あらゆる日本の技術を入れたモデルとなっておりました。

それくらいすごいモデルでしたが、発売1ヶ月後からそれに陰りを見せてくるのです。

ARROWSシリーズは不具合が多い

ARROWSシリーズが販売されてから1ヶ月くらいでちらほら不具合が出てくる様になりました。

どのような不具合が多かったのかということですが、不具合の内容というのは、再起動を繰り返すとかバッテリーの容量が満タン近かったがいきなりシャットダウンしたなどというものです。

他にもいくつもの不具合が確認されていましたが、再起動の無限ループという不具合はかなり多かったと思います。

そのため不具合が多いということで、発売当初はレビューなどの点数もよかったのですが、発売開始後1ヶ月も経過しない間にレビューなどでは不具合が多いからなんとかしろ!とかいろいろなレビューが書かれる様になりました。

富士通はARROWSシリーズにかなり力を入れており、それを販売するドコモもかなり力を入れていたわけですが、不具合がここまで多いとメーカーとしても困った問題となりました。販売するドコモとしてもかなりの問題となり、使えない機種の代名詞のようにARROWSが世間的にも格下げされていくわけです。

この時期からARROWS=不具合の代名詞のように思われるようになってきました。

その点同じタイミングで販売されていたXPERIAの機種に関してはクアルコムのCPUを採用し、着実にシェアを伸ばしていきました。

当時はXPERIA acroという機種などが世の中に出てきたあたりでしょうか。同じようにワンセグを搭載しておりましたが、ワンセグを搭載しているだけで、CPUなどは目立った進化を感じることが出来なかったと思うユーザーもかなり多かったのではないかと思います。

このようにXPERIAシリーズは爆発的な人気も出ませんでしたが、それなりに不具合も少なく市場の評価はそれなりに高かったと思います。

ARROWSが販売されるたびに不具合の代名詞に

それから富士通は桜チップの採用をやめてクアルコムを採用するようになり、不具合は落ち着きましたが、ARROWS=不具合の代名詞となっており、正直なところ取り返しのつかないレベルにまでやってきたのです。

そして富士通は廉価版のスマホの販売も行うようになります。

そして富士通は廉価版モデルに力を入れることで、ある程度息を吹き返してくるわけですが、いわゆるメーカーのフラッグシップモデルとしてはいまいちパッとしないメーカーとなってしまいました。

ガラケーを富士通が販売していた時代からスペックに関してはかなり力を入れており、スマホでも同様に力を入れた結果、不具合が続くこととなり、フラッグシップモデルは開発コストがかなりかかるためにある意味撤退してしまった感じになっていったのです。

富士通はそれからスマホでは不具合の代名詞のように扱われることが多くなり、あえて富士通のスマホを購入する必要がないということになっていったのです。

富士通は日本を代表するメーカーでしたが、このようにスマホの世界で一度失った信用を取り返すことはかなり難しかったのではないかと思います。

ARROWSからフラッグシップモデルの発売はないのか

今の感じからするとARROWSシリーズに関してはフラッグシップモデルの販売はないかと思います。

それは不具合の代名詞として言われたという悲しい過去もありますが、それ以上に開発コストが回収出来ないということもあるかと思います。

また今のARROWSシリーズというのは、下に落としても大丈夫ということや防水、防塵などといういわゆるニッチな分野に力を入れているのです。

このニッチな分野で花開かせたいところなのですが、実はこのニッチな分野でも富士通はかなり苦戦しているようです。

割れないスマホというキャッチフレーズを知っている人も多いと思いますが、ドコモでは売れないスマホとも言われておりました。

割れないと売れないをかけてうまい具合にいいますが、それにしても売れないスマホを販売してもドコモとしても辛いでしょうし、メーカーとしても辛いでしょう。

ARROWSがドコモの中で売れないスマホという位置づけとなっていますが、格安で販売されるタイミングも今後出てくるかと思いますので、そのタイミングなら売れるスマホに変貌を遂げてもらいたいですね。

ARROWSシリーズからフラッグシップモデルが販売されなかった理由は不具合が多かったため、販売不振に陥ったということがその原因の一つだということです。

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